自分に挑む農業、新しい挑戦をここから!
西大寺地区:米麦農家
奧山 雄太さん
おくやま ゆうた
- 平成15年生まれ。
- 東水田作経営者会議、西大寺雄町研究会、岡山県青壮年部に所属。
- 母、姉、弟、妹の5人家族。
- 株式会社夢ファームを経営。
- 米、酒米、麦を全部で10品種ほど栽培している。
7月21日、西大寺地区の奧山 雄太さんにお話を伺いました。
―就農したきっかけは?
「おいしい」と言われることが、日々の作業の原動力と話す奧山さん
もともと農家を継ぐつもりだったので、高校生の頃から手伝いを始め、専門学校で知識を深めてきましたが、当時はとにかく「自分がやらなきゃ!」という気持ちが強かったです。それが最近は、仕事の楽しさや、やりがいを実感できるようになってきました。朝のスタートから夜の作業が終わるまで、すべて自分で段取りを組めるようになったことで、仕事がどんどん面白くなっています。
現在は、会社の代表になって4年目、弟と二人正社員として力を合わせて頑張っています。農繁期にはアルバイトのみんなにも頼りながら、切り盛りしています。
父の教えを糧に、未来を拓く若き代表の奮闘記
―農業を始めてからは?
農業の技術は、高校生の頃から手伝いをする中で見よう見まねで覚えてきましたが、会社の経営や経理については全くの未経験でした。専門学校の2年生だった当時、体調を崩し入院していた父のもとへ通い、事務所と病院を往復しながら経営を教わりました。学校へ通いながらの毎日で大変な時期でしたが、1年後には父から「もう何も言うことはない」と認めてもらえるまでになりました。
現在は60ヘクタールのほ場を守りながら、これまで通りの品種を維持しつつ、変化する環境に合わせるよう工夫をしています。例えば、近年の猛暑に合わせて高温に強い品種へ切り替えたり、昨年のような米不足の際には食用の米の割合を増やしたりと、気候や社会のニーズを考えながら作付けを行っています。
―やりがいを感じるときは?
正直に言うと、農業の作業の中に「これが一番好き」と言えるものは特になくて、トラクターに乗って耕すような単調な作業は、大切だと分かっていても飽きてしまうことがあります。本来なら冬と春で2回ずつ耕すのが理想ですが、60ヘクタールという広大な面積とほ場の数を、限られた人手で回しているため、なかなか思い通りにはいきません。それでも、お客さまから「お米をありがとう、おいしかったです」と言っていただけると、やはり「やっていて良かったな」と心から思います。本当にベタですが、この一言に尽きますね。
また、祖父の代から続く我が家のこだわりとして、殺菌剤や殺虫剤を使わない減農薬栽培を続けています。その分、収穫後の選別作業には力を入れており、安全・安心な良いものをお届けするようにしています。
今の自分に何ができるか麦の栽培面積拡大に向けて
―今後の抱負は?
奧山さんの作った酒米が使用されているおすすめの日本酒
仕事にもようやく慣れてきたので、現在は10ヘクタールほどで取り組んでいる麦の栽培面積を、今後は2倍近くまで広げることに挑戦したいと考えています。
米と麦では栽培方法が全く異なるため、これまで自分にその力量があるのだろうかと不安に思うこともありました。しかし今は「自分にはどれだけのことができるだろう」という前向きな挑戦心が強くなっています。先代から受け継いだ田畑を守りながら、これからも新しい可能性を模索し、より良い米麦づくりに励んでいきたいですね。
仕事の電話にすぐ対応できるよう、常にAirPods(ワイヤレスイヤホン)を装着しています。両手が使える状態で通話ができるのはもちろん、ノイズキャンセリング機能が騒音対策としても重宝しています。
聞き手:JA岡山 広報担当
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