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足守を彩るブプレウラムとメロン、手仕事でつなぐ地域ブランドへの道

森上 翔太さん

足守地区:メロン、ブプレウラム農家

森上 翔太さん

もりかみ しょうた

  • 平成5年生まれ。
  • 15~25アールのハウス9棟でメロンとブプレウラムを栽培。
  • 岡山県足守メロン部、岡山県足守花卉部に所属。
  • 祖母・父・母・妻・子ども2人の7人家族。
  • 祖母、母、妻と栽培している。趣味はバイク。
  • 農閑期の家族旅行が楽しみ。

4月23日、足守地区の森上 翔太さんにお話を伺いました。

ブプレウラムは収穫タイミングの見極めが難しい花。黄色い花が一番上まで9割程度咲いた状態が理想で、咲いていない花が目立つとそこだけ目が行ってしまいます。初見では「咲いている・いない」の線引きが分かりにくく、一気にテンポよく収穫できるようになるまで時間がかかりました。

―就農したきっかけは?

4月上旬はブプレと、メロンの両作業に追われます

4月上旬はブプレと、メロンの両作業に追われます

幼少期からメロン農家の家に育ち、いつかは農業をする意識はありました。決定的なきっかけは、祖母が膝を悪くし、約半年間祖母が働けなくなりました。その時、母一人で農業を支えていた姿を見て「手伝わないと」と決心し、21歳頃に就農しました。

水の管理を中心に感覚的に作業をつかむ

―農業を始めてからは?

現在は、メロンとブプレウラムを栽培しています。ハウスごとに播種・定植時期をずらして生産していますが、繁忙期が重なる場面は避けられません。特に4月上旬は花の管理とメロンの準備が重なり、またメロンの春作と秋作の切替えが生じる7月も忙しくなります。

就農したての頃は、メロンの栽培の要となる水やりの仕方を徹底的に覚え、常に考えながら行っていました。その後、徐々に作付け管理なども担うようになり、30歳の節目に母から経営を交代しました。

―楽しいこと

3ヶ月かけて育てたメロンが地元の祭りなどでお客さまの手に渡り、「おいしい」とその場で言ってもらえることが励みです。ケーキ屋や飲食店への卸先にあいさつに伺った際に「昨年もおいしかったよ」と言われることもうれしいですね。

―苦労すること

ハウス内は夏場40度を超え、5〜10月頃まで長期にわたり暑い時期が続きます。ガラスハウスはまだ換気しやすいですが、ビニールハウスは熱がこもるため、大型扇風機を3台導入して風通しを確保しています。

―栽培上のこだわり

かん水は自動ではなく全て手かん水で、1本1本の状態を見ながら量を調整しています。メロンのネット(網目)は、水やりにより肥大期に果実表面に入る亀裂がかさぶたとなってできます。水やりが多すぎると割れすぎて一部だけ太いネットになったり、実が割れる原因になったりします。少なすぎてもネットがうまく入りません。

特に肥大期と梅雨時期は難しく、雨との兼ね合いで「やるか・やらないか・量をどれだけにするか」を悩みます。朝と昼過ぎの2回水やりを行い、夜から翌朝にかけて土が極端に湿った状態を持ち越さないようにしています。ハウスの向き・場所で乾き方も違うため、各棟の特性を把握し、感覚で調整しています。この水加減が自分の中で定着するまで3年~5年かかりました。

付加価値を高め地域全体を盛り上げたい

―今後の抱負は?

4月上旬はブプレと、メロンの両作業に追われます

水の管理を徹底して仕上がった高品質な足守メロン

「価値を上げたい」という思いがあります。付加価値を高め、「この値段でも当然」と言われるブランドを目指したいです。足守メロン・ブプレだけでなく、足守という地域全体が盛り上がるという意識で活動していきたいです。

私、妻と母が着ているお揃いの作業服。半袖・長袖など家族の好みに合わせて準備。スーパーなどにこの服で出掛けると、「このロゴのメロン買ったことある」と声をかけられることもあります。発案者は私で、メロン箱刷新のタイミングで製作しました。

聞き手:JA岡山 広報担当

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岡山市農業協同組合営農部 指導課

TEL 086-225-3224FAX 086-225-3207

〒700-8535 岡山市北区大供表町1-1

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